« 福島県伊達市霊山町今日(10月24日)の放射線量 | トップページ | 福島県伊達市霊山町今日(10月25・26・27日)の放射線量 »

ポリウレタン樹脂を使った除染試験

ポリウレタン樹脂を使っての除染実験を、畑の入り口付近で実施してみました。
R0017771これは、本来はトンネル工事の止水用などに使われる物らしいです。地層の剥ぎ取りなどにもよく使われているそうです。その地層剥ぎ取りの手法を用いて、放射能に汚染された表面の土をウレタン樹脂と共に剥ぎ取ることで、除染に利用できるのでは、ということで今回の実験となりました。
R0017770 まず、寒冷紗(農業用の被覆資材)を除染する面積分に切り取って地面に敷きます。ガイガーカウンターで地表部の放射線量を測定します。
CDV-700とCDVCounterというフリーソフトを利用しました。CDV-700のプローブは閉じた状態で、γ線のみを計測します。
「data10.txt」をダウンロード 除染前の地表部のデータです。
current_averageが、78 cpmということで、毎分78のγ線が観測されました。
R0017772 樹脂と水を混ぜ合わせて、良くかき混ぜ(気温が高いと発泡するそうです)ます。後述しますが、原液を塗った方が良いようです。
R0017773 寒冷紗の上に樹脂を塗りつけます。
R0017774 10分ほど待ちます。ゴムのように弾力を持った状態で固まります。
R0017776 鎌やヘラなどを使って、土と一緒に剥がします。
R0017778 地表面の土が、きれいに剥がれました。土が付着したポリウレタン樹脂は、カーペットのように丸めて持ち運び可能です。
「data18.txt」をダウンロード 除染後のデータです。毎分42のγ線が観測されました。一応54パーセントに放射線を減らすことができた計算になります。
実は、1回目の剥ぎ取りでは、剥ぎ取れた土が非常に薄かったようで、除染効果は認められませんでした。そこで、2度目のチャレンジをした結果、54パーセントの除染効果を得られました。水で薄めたポリウレタン樹脂を塗るのではなく、直接原液を塗布した後に霧吹きなどで水を含ませてやった方が、付着する土の厚みが増すようです。
感想としては、住宅の玄関先など、狭い面積の除染には一定の効果が期待できると思います。



|

« 福島県伊達市霊山町今日(10月24日)の放射線量 | トップページ | 福島県伊達市霊山町今日(10月25・26・27日)の放射線量 »

大震災・原発事故関連」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/510494/53073747

この記事へのトラックバック一覧です: ポリウレタン樹脂を使った除染試験:

« 福島県伊達市霊山町今日(10月24日)の放射線量 | トップページ | 福島県伊達市霊山町今日(10月25・26・27日)の放射線量 »