農作業日誌

「あんぽ柿」6年ぶりの出荷作業が始まる

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6年ぶりのパック詰め・箱詰め作業という事で、戸惑う事が多い一日でした。
それでも、どうにか20kgの出荷準備が完了しました。今日、箱詰めしたあんぽ柿は、とりあえず明日、全量、JAに出荷・搬入します。JA共選所にて等級分け、異物混入のチェック、脱酸素剤・シールのチェックなどの後、2kg箱毎に放射性物質のモニタリング検査にかけられます。
モニタリングに時間がかかるため、一日の出荷量に制限があり、当農園は小規模農家なので、20kgが上限です。もっとせっせと出荷したいところではありますが・・・・。
2kg箱毎にモニタリング機械に通して、50Bq/kgを超えると、廃棄処分になります。昨年度、全出荷量の8-9割が廃棄処分になった生産者もいらっしゃるそうで、出荷再開したからと言っても、手放しで喜べない状況ですね。特に、我が家の自宅前で収穫した柿を原料にした「あんぽ柿」は、廃棄処分になる確率が高くなりそう。
出荷開始当初は、それなりに検査に合格すると思いますが、中盤から後半は柿の乾燥が進むため、びっくりするほど廃棄率が高くなると思われます。
しかも、廃棄処分になった「あんぽ柿」の損害賠償の支払いが大幅に遅れていて、支払いまでに2年以上かかるそうです。さらに、賠償金が支払われるまでは、出荷資材代金などは、全て自腹で支払わなくてはいけません。
農家の高齢化が進んでいる事から、このような「人でなし」対応をすることで、離農を進めようと考えているのではないでしょうか?離農して農産物の出荷を止めると、賠償金は一切支払われなくなります。
東京電力という会社は、「人でなし」を通り越して、「ゴミ屑」以下の存在だということが良くわかります。この屑会社の全ての関係者は、一切信用してはいけません。

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あんぽ柿の加工が最盛期

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数日前から加工作業を始めて、現在、最盛期です。
加工予定の1/3くらいの進捗状況でしょうか。原発事故の影響で、6年ぶりの加工再開なので、作業の進め方など戸惑う事も多い状態ですが、どうにかここまで順調にきました。
しかし昨日雨が降って、今日は湿度も高く、異常に気温が上昇しつつあり、あんぽ柿にとっては危険な(カビの発生など)状況です。
冷たい雨の後、すぐに寒気が入って冬型気圧配置になり、風が吹くのが普通なんですが・・・どうにも変な天気です。

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柿の収穫を始めました。

Dscn5221 あんぽ柿の原料にする蜂屋柿の収穫を始めました。下枝などはまだ少し青いので、まずは上枝中心に着色の良い所から先に収穫します。

数日程度追熟させてから、剥皮・加工します。
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干し場は内部をきれいに洗い、日除けのダイオシートも新調して整備は万端。
当所は原発事故の影響の強い地域のため、6年ぶりにあんぽ柿の加工を再開することになりました。
加工を再開することにはなったものの、出荷段階での放射性物質検査でどれほど廃棄処分になるか・・・不安の多い再開です。

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祝(?)6年ぶりの「あんぽ柿」加工再開決定

7月に採取した原料柿の幼果期検査の結果が出ました。

Img0437.1Bq/kgでした。一応10Bq/kg未満だと加工が可能になるので、6年ぶりに加工再開が決まりました。しかし、この圃場の原料柿を使うと、製品化・パック詰め後の検査において、放射性物質が出荷基準を超えて、廃棄処分になる事も多くなると思います。せっせと手間隙かけて「ゴミ」を生産するようなものですね。
幸い我が家では、汚染度の極めて低い別圃場でも原料柿を生産していますので、そちらの、安全性の高い原料柿をメインに使用して、あんぽ柿作りを再開します。

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モニタリング用の蜂屋柿・幼果を採取

今年の「あんぽ柿」加工が可能かどうか調べるために、原料柿(蜂屋柿)の幼果を採取しました。

Dscn5182合計2.5kgあります。ヘタの付いたままの柿一個を計量してみたら、約10gありました。ざっと250個です。収穫するのに手間と時間がかかります。わざわざ何キロも離れた場所まで車で運んで搬入しなくてはなりません。
今年で6年目です。
犯罪の被害者である農家の立場からすると、明らかに「強制労働」をさせられている感じです。にもかかわらず、無給です。糞ったれ東電は実費すら、支払う意志がありません。
今年の秋には、何らかの説明会が開かれて、糞ったれ東電の糞担当者も出席するとおもいますので、良い話のネタとして、糞答弁を引き出すべく、質問をぶつけたいと思います。

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「あんぽ柿」は、5年連続の生産中止になりました。

本日、原料柿の放射性物質について、幼果期検査の結果が通知されました。

自宅前の柿畑で、13Bq/kgのセシウムが検出されたため、加工中止になりました。10Bq/kgを越えると加工中止ですが、自宅から離れた圃場でも7.1Bq/kgですから、こちらもけっこう微妙です。
今年は、伊達市全域が加工再開モデル地区となり、加工が可能になりましたが、一部地域では、小字単位で加工中止です。我が家のある霊山町上小国大木地区は、×ということですね。
山戸田地区の柿を使って加工する事もできません。加工再開には、自宅・干し場・畑全てが、加工再開モデル地区内でなくてはいけません。
ちなみに、伊達市霊山町で、今年「あんぽ柿」を加工・出荷できないのは、4名の生産者だけだそうです。生産者は全部で100名程度いるはずなんですが・・・。
変な所で「決勝戦」に残ってしまいました。
参考までに、自宅前の柿畑の隅にユズの木がありまして、今年、そこで採れたユズを検査したら、72Bq/kgだそうです。自家消費するには気にもなりませんが、人におすそ分けするには憚られる数値です。
Img035柿の幼果期検査で、去年は、21Bq/kgでしたから、1年で4割ほど減少しています。今年の数値から4割減少すれば、来年は7-8Bq/kgになりますが・・・・3割減少に留まると9.1Bq/kgですから、来年の加工再開も、かなり微妙です。

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自家用「あんぽ柿」作り

Dscn4221 4年連続で加工(出荷)中止の「あんぽ柿」ですが、自家用に、100kg弱の柿を剥きました。

昨年から一部地域では、生産・出荷が再開されていますが、我が地区では、今年も加工不可です。
なお、これはあくまで自家用ですので、市場に出回ることはありません。
Dscn4220 平核無柿も20kgほど剥きました。
福島県では、東電と結託し、「加工自粛要請」という言葉を使って、責任回避・賠償金節約を謀っているようです。「加工制限」あるいは「出荷制限」という言葉を使ってしまうと、強制力を持つニュアンスになりますので、うまいこと誤魔化しているつもりなんだろうと・・・。
加工自粛ということにして、遺失利益を補填するだけで済ませようという東電の思惑が見え隠れします。
4年連続で加工できなくなった事について、我々農家には一切何の責任もありません。精神的な賠償を求める動きも、今後必要でしょうね。

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「あんぽ柿」・・・4年連続で加工中止です。

柿の幼果期検査の結果が出ました。

Img028 セシウム合計で21Bq/kgです。
この検査で10Bq/kg以下であれば、さらに収穫前の検査を実施して、その結果が7Bq/kg以下の場合に限り、加工が可能なんですが・・・・。
わが家の柿は、倍以上の数値を叩き出してくれました。
来年、セシウムが半分以下になるとも思えないので、来年もたぶん無理だと思います。
去年の結果と比較すると、一応、半分程度には数値は下がってはいるんですが・・・。
微妙なところかもしれません。

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蜂屋柿の収穫

Dscn3164 放射能検査をするために、今年も「あんぽ柿」を試験的に加工します。

そのための蜂屋柿を収穫しました。平核無柿も少し・・・。
あんぽ柿ができたら、一部をモニタリングに使い、あとは自分で食べます。
我が家は、あんぽ柿加工自粛地域内ですので、これは、あくまで検査用と自家用に利用します。
出荷販売は一切いたしません。原料柿も販売いたしません。

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25年産あんぽ柿・放射能モニタリング検査結果

Img024_2 福島県北農林事務所から正式な検査結果通知が届きました。

水分含有率40パーセントの「あんぽ柿」に加工して、120Bq/kg
水分含有率30パーセントの「干し柿」に加工して、170Bq/kg
という結果です。
なお、生柿の状態では28Bq/kgでした。
昨年、同じ時期の福島県の検査では、
あんぽ柿に加工して、290Bq/kg
干し柿に加工して、320Bq/kg
生柿では59.6Bq/kg
でしたから、約半分には減少していますが、減少率が少し鈍くなっています。つまり、一昨年と昨年の比較では1/3に減少したにもかかわらず、昨年と今年の比較では1/2の減少に留まったということです。
ということは、来年は、今年と比較して1/2に減少する可能性は低いことが予想されます。半減期の長いセシウム137の残留比率が高くなるわけですし、柿の生理的な問題もあるのかもしれません。
来年の加工再開も厳しくなりました。

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